骨の大行進
2009年 06月 01日
植物園の中にある、国立自然史博物館のひとつ、比較解剖学・古生物学展示館
Galerie d'Anatomie comparée &de Paléontologieへ行ってみました。
骨になっても表情があるように見えて、面白かった。
さまざまな動物たちの臓器の展示もあって、オオカミの胃袋は小さくて
きれいだな~と側で見ることができたのですが、心臓や脳のコーナーは
少し怖くて陳列ケースから離れてじっくり眺めました。
シュヴァンクマイエルの映画みたいに、骨が一斉にかけっこしたり
ホルマリンの瓶の蓋が外れて、一斉に臓器が飛び出したりするのを
どうしても想像してしまう展示館でした。
こんなふうにかわいい展示も沢山!生きていた頃の動きが想像できます。
とても綺麗な色の貝、アクセサリーみたい。
物体(骨や臓器や)で形成されている生物の儚さを感じながらも
生命の神秘や力強さも改めて感じることが出来ました。
長い歴史があって、今この瞬間、自分がここにいる奇跡に感謝と
喜びを感じます。
Galerie d'Anatomie comparée &de Paléontologie
2,Buffon 75005
平日10:00~17:00 火休
土日、4月から9月の休日10:00~18:00
by mimoringk
| 2009-06-01 18:00
| 美術館など